講談社 百田尚樹 「海賊とよばれた男 上」を読んでいます
講談社 百田尚樹 「海賊とよばれた男 上」を読んでいます。出光興産の創業者、出光佐三をモデルにした経済小説です。
戦争に負けた日本は、兵隊が死ぬだけではなく、国中が破壊され尽くされてしまった。
なにもかもを失い、残ったのは借金だけ。しかし、焼け野原の中でも土地・建物・家財を売り払い、店員を一人も解雇しなかった。
出勤簿もない、組合もない、定年もない、店員を家族と思い、素晴らしい財産と考えていた店主の行動に目頭が熱くなってきました。
日本人が誇りと自信を持ってこの国を新たにつ切り上げていく。素晴らしい国をつくろう。
そんな店主のもとに優秀な人材が集まってくる。店主は「今日から君は僕の家族だ」という。ぞくぞくする嬉しい言葉でした。
久々に地沸き肉踊る小説に出会いました。時に諦めの境地に立ちながら、やる気が沸いてきます。
夢の実現に向けて、大いに勇気を与えられました。今年ベストの本です。
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