三国志、二巻目です
三国志、二巻目です。
悠久の大地で繰り広げられる果てしない戦い。
乱世の慣いとはいえ、当時の興亡浮沈にただよわされていた無数の英雄門閥の諸侯も、一歩踏みずすとその顛落は早い。
群雄割拠の最中、帝が洛陽へ還幸された。
命からがら逃げ延び、生死の境を生き抜いた曹操は、山東一帯を鎮撫し、建徳将軍に封じられ、兵二十万を有する勢力になっていた。
文章表現も三国志らしくなってきました。
読み続けるにつれて、現在の中国人の気質が分かってきたような気がします。
自身を守り、大陸で生き抜くには、たとえそれが身勝手であろうとも、果敢な行動力が不可欠であることを。
今日本人が忘れてしまった何かがあります。面白くなってきました。
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