浮世絵の美術館・太田記念美術館に開館30周年特別展「江戸の彩」を見に
原宿駅前は明治神宮への参拝、ファツションビルへの若者達で混雑していました。
昭和55年にオープンした太田記念美術館開館30周年の特別展「江戸の彩 珠玉の浮世絵コレクション」を見てきました。
館内は外の喧騒が忘れられたかのように閑静な和の世界です。
収蔵品12,000点の中から鈴木春信・喜多川歌麿・東洲斎写楽・葛飾北斎・歌川広重などの名品中の名品が選りすぐられ、浮世絵の始まりから近代に至る300年の概観できる構成となっています。
肉筆画では、鈴木春信の「二代目瀬川菊之丞」、鳥居清長の「真崎の月見図」、葛飾北斎の「雨中の虎」、版画では、鈴木春信の「風流うたひ八景」、喜多川歌麿の「五人美人愛敬競」、歌川広重の江戸近郊八景之図」・・・などが見ごたえがありました。
全てが素晴らしい浮世絵ですが、東川堂里風の「蝶を見る美人」は保存状態の良い発色に感激しました。
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