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自己紹介

  •   赤羽生まれで、赤羽幼稚園・小学校、早稲田実業中・高等部、早稲田大学社会科学部卒。  沼津のマルサン書店で修行後に正文堂書店に入社。多店化後に全て閉店。(株)沼野商事で奮闘中です。  東京北社会保険病院で、急性心筋梗塞のカテーテル治療を受けて戻ってきました。

    赤羽紀行  (株)沼野商事

フォト

川越市立美術館に「小村雪岱」を見に

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 空が高く澄み渡り、気温も上がっていました。ほんのりとした心地よさです。

 川越生まれの装釘・挿絵の小村雪岱、生誕130年 小村雪岱 「雪岱調」のできるまでを見てきました。

 「おせん」を見ていると、作風が鈴木春信の美人画 『絵本青楼美人合 』 にそっくりでした。
 鈴木春信が生きた江戸時代を描きたかったのでは、と思います。


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 色づけした作品より、「おせん」、「おせん 傘」、「お伝地獄」など、黒の単色の方が生き生きと感じられました。素晴らしい作品を見られて、嬉しいです。


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 川越市役所までバスに乗って川越市立美術館に行き、帰りは、蔵造りの町並みを歩いていました。時の鐘です。


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竹久夢二美術館 「竹久夢二と雑誌の世界」と、弥生美術館 「滝田ゆう展」に

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 雪が解けずに残った道を転ばないように、上野駅から不忍の池をまわって出掛けました。


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 抜けるような青い空ですが、気温はかなり下がっています。ユリカモメです。


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 雑誌に掲載された竹久夢二の表紙・口絵・挿絵などの作品は、なかなか目にすることもないものです。

 新発見された屏風絵「投扇興(とうせんきょう)」は、東京で初公開され新年にふさわしいものでした。


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 面長におちょぼ口、目が無いような顔をした女性が佇む、のんびりした昭和の下町の風景、ほのぼのとした人情が溢れた時代でした。

 月刊誌「ガロ」に掲載されていた頃を思い出していました。温かいです。
 

カズオ・イシグロ 「わたしを離さないで」で思うこと

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 ノーベル賞を受賞して、改めて手に取りました。一度読み始めて、途中で挫折しています。
 今回も最後まで読み終えられるか、わかりません。

 本好きになったのは、赤羽幼稚園の石井園長先生の影響を大きく受けていました。
 達磨さんのような風貌で、優しさと楽しい会話の弾む石井園長先生は、かなりの読書家です。

 赤羽八幡神社、赤羽宝幢院の行事のお手伝いを通して、隣の席でお話をする機会があった時は、「今何を読んでいますか」と聞いていました。

 自然科学系の本ばかりだった読書から、歴史小説の楽しさ面白さを教えていただきました。

 血湧き肉踊る 「竜馬がゆく」、日本人が誤った方向に向かって進んで行った 「坂の上の雲」、文庫本26巻の「徳川家康」を読み終えて、いつか自身の生き方、考え方が大きく変わっていました。

 いつでも何処でも、好きなページから読み返したり、本は読む度に新鮮な発見があります。

池波正太郎 「鬼平犯科帳 22巻」

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 この巻から残り三冊は、長編でした。

 長谷川平蔵の周辺と身内に連日襲い掛かる事件、さらに難航する捜査、火付盗賊改方長官解任の申し渡しに、捨て身の鬼平は・・・。

 一気に読み終えました。

 やはり池波正太郎は、 「鬼平犯科帳」に思い入れを強く感じていたんだと思います。面白いです。

竹久夢二美術館 「竹久夢二 心に残る風景を探して」展に

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 自然を愛し旅を重ねた竹久夢二の、日本画、水彩画、スケッチ、雑誌の表紙絵、楽譜など、

 女性絵とは、一風違った味わいがありました。


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 併設の弥生美術館 「はいからさんが通る展」も同時開催されていました。

 女性が多く見ていられましたが、こちらはパスです。

誠文堂新光社 「おとなの工作読本 ラジオ少年の時代」

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 2002年10月発行。電気製品の修理に詳しい方からいただいたきました。

 誠文堂新光社、科学教材社、「子供の科学」、「初歩のラジオ」・・・、懐かしい名前がありました。

 鉱石ラジオ、トランジスタラジオなどのキットを買うのに小遣いを貯め、何度も直しながら、アンテナの指向性を考えたり伸ばしたり、放送が聞こえてくるのを楽しみにしていた時です。

 詩人、翻訳家の谷川俊太郎さん、真空管ラジオのコレクションに目を見張りました。自宅の棚一面にアメリカ製のカラフルなプラスチックラジオが並んでいました。

 泉 弘志先生の中綴じ、絵と文による 「1ーic・1トラ AMバラック・ラジオ」の回路図は、嬉しさがこみあげてきました。
 月刊誌の「子供の科学」、「初歩のラジオ」には、泉 弘志先生の中綴じが付いていて、そのいくつかを作って楽しみ、大事にしまってありました。

 昭和の時代に、工作に夢中になっていた自分がありました。それを思い起こしてくれた一冊でした。ありがとうございました。
 
 その当時のラジオの深夜放送に、TBSラジオの『パックインミュージック』。
木曜担当、野沢那智と白石冬美の二人。面白くて必ず聞いたり、共に泣いたりしたり、ラジオが全盛の良い時代でした。

池波正太郎 「鬼平犯科帳15」 雲竜剣に思いを寄せて

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 鬼平犯科帳は、すでに16巻を読み終えるところですが、 圧巻の読み応えの 「雲竜剣」を読み終えてからも、気になっていました。

 話は・・・、半年前に長谷川平蔵が襲われる。

 探索の範囲がさらにひろがって、火付盗賊改方の与力・同心・密偵を総動員、旗本にも助けを求めていた。

 長谷川平蔵が「銕三郎」と名乗って、本所・深川界隈で放蕩三昧の日々に暮れていた頃、

 今は、大滝の五郎蔵の妻に治まっている、おまさは、その幼少期からずっと平蔵を慕っていた。

 数日の張り込みから戻って来たおまさは、疲れ切っている。

 そんな時に、平蔵が、さりげなく、おまさに掛ける優しい言葉に、嬉しさと切なさを感じさせた。

 おまさは、池波正太郎にとっても、・・・気になる存在。 
 
 誰をモデルに、おまさを思い描いているのだろう・・・。

「故宮日歴」 2018年版です

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 私が以前書店人だったことを知っている方から、中国に行っての、素敵なお土産をいただきました。

 故宮出版社が刊行した本のタイプのカレンダーです。


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 見開きで左に故宮博物院の宝物が載っていました。来年の干支・戌の絵画がたくさんあります。

 宝物の絵画・彫刻を見ているだけでも楽しいです。貴重な書物をありがとうございました。

秋の夜長に 鬼平犯科帳

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 めっきり日の差す時間が減り、なんとなく寂しさを感じる季節です。

 去年までは、藤沢周平一辺倒でした。光と影、風景の描写が気に入っていました。

 暮れ前に友人から、池波正太郎が面白いと聞き、それ以来、はまっています。

 『仕掛人・藤枝梅安』は、二度読み返し。

 『剣客商売』を読む時は、同じ年齢に達した今に、わが身を当てはめて、身にしみる思いでした。

 『鬼平犯科帳』は、13巻目になり、筋書きが豊富 多種多彩で、読み飽きることがありません。
 悪を懲らしめる火付盗賊改方・長谷川平蔵の心温まる判断を、心地よく読んで、楽しんでいます。

 おりしも、浅田次郎 『プリズン・ホテル』が、テレビ放送が始まりました。しかし、本で読むほうが想像力が深くなるので、活字が好きです。

池波正太郎 「剣客商売 十五 二十番斬り」

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 めまいが襲ってきて、意識がはっきりしているのに、体が言うことを利かなくなっている。

 体を鍛錬してきた小兵衛にも、体の変化が訪れてきた。歳をとったということ。

 しかしこの後、剣客にとって二十番斬り、になる大きく長い仕事が、やってくることになります。

 時代が大きく変わる時、読み応えのある長編でした。 


 あと一巻で、「剣客商売」を読み終えます。

 そして、途中まで読み進んだ、『鬼平犯科帳』に戻ります。
 
  

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