「全国の あかばねクイズ」 バス停編
あかばねの地名が気にかかりだしてきましたでしょうか。奥はかなり深いです。
今回は、赤羽の地名の由来について書きます。
赤羽 ( 赤羽根 ) は、地名の中でも赤坂、赤土、赤倉などと同様の意味を持つといわれています。
赤羽 ( 赤羽根 ) という名は、赤埴 ( あかばね ) から出たもので、「赤」には赤土と粘土質の土壌で、赤く見えるがあると考えられています。
「羽 ( 羽根 ) 」は、埴 ( はに ) の転化で粘土のあるところ。火山灰が堆積して出来た土地をさします。
「赤埴」から「赤場根」・「赤禰」に、そして書きやすい「赤羽根」・「赤羽」に変わっていったと思われます。
全国の「あかばね」の地名を回って、根の無い「赤羽」の読み方は、「アカバネ」が一番多いです。
「アカハネ」は新潟五泉市に、
「アカバ」は、神戸市西区伊刈谷町にありました。
根のつく「赤羽根」の読み方は、「アカバネ」だけでした。
「アカハネ」の読み方はありませんでした。
それでは、「全国の あかばねクイズ」を始めます。
次の都道府県市町村の中で、あかばねのバス停があるところはどこでしょうか。
(1) 福島県川俣町
(2) 茨城県潮来市
(3) 愛知県西尾市
( わかりにくいとは思いますが、とりあえず考えてみてください。正解は1か所です。)
正解は、写真の下です。
正解は、(3) 愛知県西尾市でした。
愛知県西尾市一色町赤羽には、名鉄東部交通バス 赤羽根口のりば のバス停、赤羽根城址、赤羽公民館、緑色の郵便ポストがあり。ウナギの養殖が盛んな市です。
地名は赤羽ですが赤羽根と書かれたものがあり、昔は赤羽根と表記されていたものと思われます。
(1) 福島県川俣町、
福島県伊達郡川俣町小神赤羽根は、小神に赤羽根の地名が残っているところで、「絹の里」として栄えてきました。
調査不足と考えていますのでいつかまた出かかてみたいと思っています。
(2) 茨城県潮来市は、
茨城県潮来市茂木赤羽根は、6月のあやめ祭りを中心にして年間200万人の観光客が訪れます。自然と歴史、水と緑の水郷の町です。
八百有余年の歴史と伝統がある潮来祇園祭禮は、素鵞社と熊野社二体の御神体が出御して、14台の奉納山車が勢ぞろいし、豪華絢爛な山車が若衆によって曳き廻される「潮来ばやし」が披露されます。
バス停は全国に26か所ありました。( 95か所目を 終えた段階です )
・・・クイズは続きます。
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