赤羽文化センター区民講座、全国90カ所のあかばねを訪ね歩く
3月22日午前10時30分~12時、赤羽文化センターで「全国90カ所のあかばねを訪ね歩く」の話をいたしました。
赤羽(根)と名のつく市や町を全国で探し訪れて、きれいな花、美味しいパン屋さんなどを見て回り、「あかばね紀行」というホームページでご紹介しています。
1984年(昭和59年) から37年、東京都北区の赤羽を足して90カ所に出掛けました。
その内訳は、愛知県の24カ所、2番が福島県の10カ所、3番が栃木県の8カ所、4番が青森県の6カ所、5番が茨木県の5カ所。そして・・・北海道に2カ所、九州は熊本県に1ヶ所などです。関東近県と愛知県に集中していました。
赤羽 (根)を探し歩くようになったきっかけは群馬県館林市の館林赤羽郵便局を見つけてから、 次に訪れたのは埼玉県さいたま市西区赤羽根、そして、神奈川県厚木市、埼玉県北足立郡伊奈町と、東京都北区赤羽の5カ所をまとめてホームページを立ち上げました。
赤羽の地名の由来は、地名の中でも多い赤坂、赤土、赤倉などと同様の意味を持つといわれています。
民俗学者 柳田國男氏の「地名の研究」がとても参考になりました。
日本の地名は、あて字による変化が多いことで難解であり、そのため文字にあまりとらわれず、発音に注意することが重要だといわれていました。
赤には赤土と粘土質の土壌で、羽(根)は埴(はに)の転化で、粘土のあるところ、火山灰が堆積して出来た土地をさします。
「赤埴 (あかばね)」から「赤場根」・「赤羽禰」そして書きやすい「赤羽根」・「赤羽」に変わっていったと思われます。
定員が20名から30名に増えました。
続いて、全国の赤羽の共通点、観光地として有名なあかばね、関東圏のおすすめ、素朴な人情に癒される旅、あかばねの名前が書かれたバス停、信号機、川、まんじゅう、思わぬエピソード、真空管ラジオ、赤羽緑道公園ガーデンコートなどの話をさせていただきました。
応援に駆けつけていただいたスタッフの方々。各地のあかばねの町を案内してくれた大川さん、経営支援NPOクラブ 三島律夫様、赤羽緑道公園ガーデンコートを手伝っていただいている江戸流 里神楽 多加美社中 高見進師匠の方々です。
多くの皆様方の支援のおかげで夢が実現出来ています。
この機会を作っていただきました赤羽文化センター所長渡辺新吾様、お声をかけていただいた細谷とし子様、上野知里様ありがとうございました。また、ご参加いただいた皆様にお礼を申し上げます。ありがとうございました。
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