フジフイルム スクエアに、「写真展 放散虫」を見に
夏の暑い日が続いていますが、台風10号の影響で、ながれ雲が時々通り過ぎては、雨を降らしています。
富士フイルム フォトサロン 東京、フジフイルム スクエアで「写真展 放散虫」を見てきました。
放散虫は、最大でも3mmほどの小さな海のプランクトン・単細胞の原生生物で、ガラス製品と同じ物質の「骨格」( 大きさは0.1~1mm程度 ) をもちます。
潜水艇「しんかい6500」が、深さ6000mをこえる海底からもち帰った石より取りだした、中生代白亜紀の放散虫。その貴重な標本を電子顕微鏡で撮影し、大きく引き伸ばしプリントされていました。
放散虫の化石は、先カンブリア時代から現在に至るまでの広い範囲で発見され、形態が多様で種の入れ替わりが速いため、重要な示準化石となっています。
小さなふしぎな生き物が造り出した、精巧で複雑で美しい形に驚かされました。
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「06.読書と絵画鑑賞」カテゴリの記事
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フジフィルムスクエアで「放散虫」を見た瞬間 ガウディのサグダラファミリアだと思いました。
ガウディはこのような 画集を見たのだろうかと気になって仕方がありません
ガウディは 神は細部に宿ると言いたいのかな。とも思いました。宗教画より説得力があるような気がしてきました。特定の宗教の信者ではなくても 神秘を感じますから。
検索していたら 貴ホームページにたどり着きました。
唐突に、独り言ばかりすみません。素敵なHPありがとうございます。
投稿: バルセロナ | 2019.08.21 19:52
バルセロナ様、赤羽ほっとcafeを、ご覧いただきましてありがとうございました。
私は、幼き頃より生き物が好きで、研究の道に進もうと考えていたこともありました。
小学生の時の自由研究で、ミジンコの観察をしたり・・・。
ウニの仲間でタコノマクラを収集していた時、欠けた殻の内側の様子が、ガウディのサグダラファミリアの建物を支える構造に良く似ていたような記憶があります。
生き物は、形が奇抜で、複雑に美しく整っていたり、芸術的だったり、遺伝子が造るその不思議さには驚かされます。
「放散虫」の展示を見て、久しぶりに心が躍りました。
子ども達も目を輝がやかして見ていました。とてもいい企画だと思います。
バルセロナ様、今後とも、どうぞよろしくお願い致します。
投稿: 沼野 明夫 | 2019.08.22 17:25