池波正太郎 「鬼平犯科帳15」 雲竜剣に思いを寄せて
鬼平犯科帳は、すでに16巻を読み終えるところですが、 圧巻の読み応えの 「雲竜剣」を読み終えてからも、気になっていました。
話は・・・、半年前に長谷川平蔵が襲われる。
探索の範囲がさらにひろがって、火付盗賊改方の与力・同心・密偵を総動員、旗本にも助けを求めていた。
長谷川平蔵が「銕三郎」と名乗って、本所・深川界隈で放蕩三昧の日々に暮れていた頃、
今は、大滝の五郎蔵の妻に治まっている、おまさは、その幼少期からずっと平蔵を慕っていた。
数日の張り込みから戻って来たおまさは、疲れ切っている。
そんな時に、平蔵が、さりげなく、おまさに掛ける優しい言葉に、嬉しさと切なさを感じさせた。
おまさは、池波正太郎にとっても、・・・気になる存在。
誰をモデルに、おまさを思い描いているのだろう・・・。
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