江戸の出版プロデューサー蔦屋重三郎 「蔦屋」を読んでいます
大晦日に訪れた天狼院書店「東京天狼院」で推薦された本 「蔦屋」。
歌麿、写楽、黄表紙、浮世絵・・・をヒットさせた江戸の出版プロデューサー蔦屋重三郎の物語です。
吉原育ちの蔦屋重三郎が日本橋に店を持ち。挿絵が入った狂歌集を出版すると、すぐに売り切れ、波に乗って重版を重ねていく。挿絵は喜多川歌麿の描いた虫・・・。
江戸っ子の口調が面白く耳に入ってくるようで、また、一日で読み終えてしまうのが惜しくて、三日に分けた今日は二日目。面白い本を紹介していただきました。感謝です。
つい嬉しくて、三味線を習った時の小唄・端唄・俗曲の中の「今年しゃ何だか」を思い出して、思わず口ずさんでいました。
「今年しゃ何だか面白い しかも二日の初夢に 宝船 こぐ 客七人 手を打ちゃ福が寄る
こいつあ また 妙だ 妙だ 妙でんす 上には鶴が舞い遊ぶ 下には亀が波の上
黄金の花が咲いた うー咲きやした ええー見事じゃーええー 」 (本調子)
「そっちの方が おもしろいからに 決まっているでしょう」 一緒にやりましょう。
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「06.読書と絵画鑑賞」カテゴリの記事
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