喫茶店ブラジルで使っていた、思い出のレジスターが修理を終えて戻ってきました
日本ナショナル金銭登録機、昭和2年頃の製品です。製造されたのは89年前です。何しろ大きいし、重いしで、台車に乗せて移動しています。重たいのは盗難防止のために、中に石の塊が入っているからです。
欠けていたインチのネジ、ポップアップする数字板、割れていたガラス、緩んだコイルスプリングなどが修理されて戻ってきました。
引き出しの裏側に、型式番号 N7240 と書いてありました。
丸い金額のボタンの下に、nationalの文字が擦り切れていました。数字の単位は、銭と円です。
両替のポップアップする文字です。外装は、塗り直しをしないことにしました。
赤羽一番街商店街、コーヒーの美味しかったブラジルという喫茶店で、十分に仕事をしてきた証です。
店を閉められる時に譲りうけました。思い出の品です。
JR赤羽駅から赤羽一番街商店街に入って、中程の右側に喫茶店ブラジルはありました。ご主人と二人の息子兄弟のお店でした。
コーヒーのほかに、手作りのサラダパンとハムパンが美味しくて昼時に通っていました。
弟さんと、和菓子屋の伊勢屋の店長さんとは釣り仲間で、東京湾あたりにアジ・白ギスなどを釣舟で出かけていました。思い出はつきませんが・・・。
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「02.赤羽 素敵な人と店」カテゴリの記事
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初めてで失礼いたします。
私は昭和25年生まれで現在千葉県長生郡に住んでおります。
昔、岩淵町に住み、岩渕小学校、岩渕中学校に通っていました。
岩渕中学校で喫茶ブラジルの持主さんと同じクラスでした。
70歳を迎え赤羽を訪問したいと思ってWEBを見ておりました。
閉店したとの事で大変残念な思いです。
どこか他でやっていることも無いのでしょうか?
ブラジルの持主さんというお嬢さんは元気でおられるのでしょうか?
詮索するつもりはございませんが、お元気でおられるかご存知でしたら
お知らせいただければ、嬉しいのですが。
投稿: 吉井 | 2020.03.14 10:22
吉井様、赤羽ほっとcafeをご覧いただきましてありがとうございます。
私は昭和24年生まれで、赤羽小学校、中学から早稲田実業(私学)に進み、社会人になってから店に戻ってきましたので、学生時代の思い出はあまりありません。
ブラジルのお二人のご兄弟が店に出ていた頃の商店街の活動が懐かしく思い出されます。
そのような訳で妹さんとは、ほとんど記憶がありません。
お店を辞められる時にレジスターを譲っていただき、その後、お二人のご兄弟は、勤めに出られました。
記憶がなくて、お役に立てなかったようですが、同級生の方に聞かれてみるのはいかがででしょうか。
これからもどうぞよろしくお願い致します。
投稿: 沼野 明夫 | 2020.03.14 15:48