藤沢周平「橋ものがたり」を読んでいます
雨の降る昨晩から読み出しています。
用心棒日月抄のシリーズを読み返し、武士の殺伐とした世界を少し離れて、江戸の町の庶民の風情に浸ってみたいと思ったのです。
江戸時代、橋は駅のようなもので、人々は橋を待ち合わせ場所にしていました。橋を目あてに集まり、そして去って行きます。
「約束」は、5年後に小名木川に架かる萬年橋の上で待ち合わせを約束した二人のお話でした。
藤沢周平の奥深い情景描写が色鮮やかに映りだされてます。
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「06.読書と絵画鑑賞」カテゴリの記事
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