真空管ラジオ ナショナル UA-625、東芝 かなりやQ
今から50年ぐらい前のラジオといえば、真空管ラジオが主流でした。
ラジオに使われている真空管は、俗称を「ダルマ管」とよばれているST管、外国で多く使われていたGT管、小型で軽量のmT管などの種類がありました。
それぞれに作られた時期が移ってきているのですが。その形と温かな色合いに趣があり、真空管ラジオは人気があります。
ケース、ツマミ、文字盤のデザインも遊び心に溢れていました。
最近はそんな真空管ラジオを手に入れて、修理して、ケースを塗装して、今でも使えるようにして楽しんでいます。
ナショナル UA-625です。昭和34年頃製造のトランス付スーパーヘテロダイン方式です。
真空管は、6BE6 、6BD6 、6AV6、6AR5 、6×4 の5球で、EZ-6E5 (同調指示・マジックアイ)が付いています。
そして、スピーカー、7インチ・ダイナミック型です。
受信帯域は、MW (中波放送、現在のAM)と、SW (短波放送) の2バンドです。
マジックアイの輝きに魅了されています。
東芝 かなりやQです。昭和40年頃製造のトランスレス5球スーパーです。
東芝のラジオは、型式があるのに小鳥の名前がついていて通称でよばれることが多いです。
真空管等は、12BE6 、12BA6、12AV6、30A5 、35W4の5球に、パーマネント・ダイナミックスピーカーがついています。
受信帯域は、MW (中波放送、現在のAM)と、SW (短波放送) の2バンドです。
小型でよく売れた、人気のある真空管ラジオでした。
真空管ラジオの持つあたたかな、ぬくもりある音質が嬉しいです。
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沼野様
この手の話題になりますと、参戦したくなってしまいます。
私も鉱石ラジオから始まって、5球スーパーだの、ステレオアンプだの、アマチュア無線のリニアアンプだの、ずいぶんと作ったものです。
古いラジオのレストア、とても良いご趣味だと思います。
プレゼントすると、とても喜んで貰えるのでしょうね!
それに比べて、私の方は、40年以上前の受信機をそのうちリストア・・・と考えながら、もう、何年経過してしまったんだろうか?と。(-_-;)
こんな話は、JA1SHWとしだしたら止まらないですよ。きっと・・・・
さて、もう今年もあと数時間で終わりに迫りましたね。
来年もお互い良い年でありますよう、また、SHWと楽しい時間を過ごせるよう、念じてやみません。
それでは!
佐野 亨
投稿: 佐野 亨 | 2015.12.31 16:11
佐野 亨 様こんばんは。
鉱石ラジオは材料が安価で簡単な作りでしたが、イヤフォンで音が聞こえていました。トランジスタラジオはスピーカーで音を出せるので幾つか作りました。
ナショナル UA-625は、赤羽一番街商店街のうなぎの美味しい店に贈りました。2階の片隅に置いてあると思います。
単にラジオを聴くだけでは面白味がないので、アイフォンなどと接続して外国の放送局が聞こえるように考えています。父の代から、いろいろとお世話になったお礼です。
来年は、長年考えていたことが実現しそうでちょっと忙しくなります。楽しみです。
来年もどうぞよろしくお願い致します。と言っても明日ですね。
投稿: 沼野明夫 | 2015.12.31 17:50