秋葉原ラジオストアーの閉店と、自作のトランジスターを使った簡易型・光線電話
秋葉原の電気街、秋葉原ラジオストアーが今日で閉店です。電子部品を扱う小さな店がたくさん並んでいました。
新聞を見て、寂しいですがこれも時代の移り変わりと思います。
工作をする時に色々な店を回って部品を探すことは、製作する者として、とても楽しいひと時でした。
ただ価格を比較するだけではなくて、目的の部品が無くても、その代用品を探してくれたり、組み合わせを変えたりする時のアドバイスが嬉しくて。
20年ぐらい前、小学生だった息子達のために作った、簡易型・光線電話の受信機 (左 コカコーラ)と、送信機 ( 右 ペプシコーラ)です。棚の奥に仕舞ってありました。
送信機は、トランジスターが2石 (2SC982、2SC1815) 、マイクはイヤホンを代用、発光ダイオード、虫メガネのレンズ、抵抗、コンデンサーなどを使かっています。
受信機は、IC (MC34119P) が一つ、受光用のフォト・トランジスター、小ダイナミックスピーカー、抵抗、コンデンサーなど使いました。部品は秋葉原ラジオストアーで買い求めたものでした。
タッパーウエアの中に基盤を取り付けて、ボール紙を丸めた筒にコーラの缶を使って補強しました。
うまく作動出来てかなり遠くまで音が届き、息子達は喜んで使っていました。
これは、泉弘志さんが書かれた回路図と説明書を参考にして作りました。
分かりやすい解説と丁寧に描かれた絵が気に入っていたもので、当時の模型・工作作りの月刊雑誌に掲載されていました。
他にも 「ゲーム式紙クズ箱」、「静電気チェッカー」、「電子ろうそく」、「FM ワイヤレス・マイク」など、大切にとってある回路図があります。どれもトランジスターを使っていました。
秋葉原ラジオストアーが無くなっても、もの作りの楽しさは、心の中に引き継がれていきます。
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