太田記念美術館に「笑う浮世絵 戯画と国芳一門」を見に
JR山手線 原宿駅から数分、浮世絵専門の美術館・太田記念美術館に「笑う浮世絵 戯画と国芳一門」を見に行きました。
江戸時代後期を代表する浮世絵師、歌川国芳といえば、役者絵・武者絵や妖怪などの破天荒な作品が多いのですが、今回はユーモアとウィットが満載の戯画の展示でした。
動物や植物を擬人化したり、たくさんの人で大きな顔をつくったりする、浮世絵に描かれた戯画には、斬新なユーモラス、アイデアが溢れていました。個人蔵の作品が多くありました。
歌川国芳 「百品噺」のうち 「蚤のさしあひばなし」、「荷宝蔵壁のむだ書」、月岡芳年 ( 一魁齋芳年 ) 「正札附俳優手遊」、十辺舎一九 「三人寄而 文字の知画」、 歌川広重 「浄るり町繁花の図」・・・など、素晴らしい作品がみられました。
今日は、嬉しい発見をしました。
月岡芳年 ( 一魁齋芳年 ) は、前から気に入っていた浮世絵師で、以前、「月」の特集で見た、文字の美しさに感激していました。 「正札附俳優手遊」を見ていた時、版元が正文堂となっていたのを見つけて嬉しくなりました。
私が前に営んでいた会社は本屋で、正文堂書店 ( しょうぶんどうしょてん )という店名でした。
先々代が正文堂として、文房具の店を北区立赤羽小学校 の前で始めました。読み方はせいぶんどう、と読むのかも知れませんが、同じ文字を見つけて喜んでいます。
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