東洋文庫ミュージアムに「マルコ・ポーロとシルクロード 世界遺産の旅」展を見に
東洋文庫ミュージアムに、「マルコ・ポーロとシルクロード 世界遺産の旅-西洋生まれの東洋学」展を見に行きました。
東洋文庫は、世界五大東洋学研究図書館のひとつに数えられています。中国を含むアジア地域の歴史文献資料を中心とした、国宝5点、重要文化財7点を含めて、約100万冊の蔵書があります。そのうち3割がヨーロッパの言語で書かれた洋書で、貴重な古文書・文献を多数収録しています。
マルコ・ポーロと「東方見聞録」の世界に憧れた探険家、東洋学者が陸と海のシルクロードをたどりながら世界遺産と名所を訪れました。
「東方見聞録」は、1485年にイタリア語でヴェネチアで発刊されました。東洋文庫は、出版地・言語の異なる77種を所蔵しています。
東洋文庫の基礎となったのが「モリソン書庫」です。1917年、東洋文庫の創設者、岩崎久彌が、G. E. モリソン博士から東アジアに関する欧文の書籍・絵画・冊子等約2万4千点を購入したのが始まりでした。ウイリアム・アダムスの書簡、ライオン号航海日記、マカートニー書簡集・・・などがあります。
岩崎文庫には、国宝文選集注、直江兼続版 文集、日本最古の印刷物・百万塔陀羅尼、解体新書・・・などがありました。
一千年以上経過した、とても貴重な書物が現存することに驚き、感動しました。
そして、シーボルトゆかりの植物が植えられた「シーボルト・ガルテン」を横に見ながら進んだ奥にある、オリエント・カフエでランチにしました。
季節のおすすめランチ、ザビエルセットを、樹齢100年を超えるカラマツのカウンター席でいただきました。食材には、小岩井農場で作られた食品が使われています。とても美味しいです。
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