司馬遼太郎 「世に棲む日日 (三)」 を読んでいます
文春文庫、司馬遼太郎 「世に棲む日日 (三)」 を読んでいます。
吉田松陰はすでにいない、後を継ぐ高杉晋作は、狂気のごとく徳川幕府を倒そうと暗躍している。
全国の藩の中から、一藩でも二藩でも外国に対して軍事行動をとり、国内に大混乱を巻き起こす以外に革命の方法はないと思っている。
攘夷は革命への導火線であり、富国強兵の奇抜薬と考え、建設中の御殿山、英国公使館を焼き討ちする。
将軍が寛永寺に参拝する時に渡る御成橋を、吉田松陰の遺骨を改葬するために渡ってしまう。
賀茂行幸の時、将軍徳川家茂の行列に向かって、「・・・征夷大将軍」と声を掛けたりする。
反応を見て、衰退する徳川幕府を倒す時期を探っています。
「おもしろき こともなき世を おもしろく すみなしものは 心なりけり]」、「三千世界の烏を殺し ぬしと朝寝がしてみたい」。高杉晋作の言葉です。今、わくわくして読んでいます。
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「06.読書と絵画鑑賞」カテゴリの記事
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