百田尚樹 「風の中のマリア」を読んでいます
講談社文庫、百田尚樹 「風の中のマリア」を読んでいます。マリアは、オオスズメバチのワーカー ( 働き蜂 ) です。
オオスズメバチは、昆虫の世界では食物連鎖の頂点に立ち、最強の戦闘能力を持つ蜂です。日本で、もっとも危険な野生生物といわれています。
オオスズメバチの生態という生物学的な話も、作家・百田尚樹氏によって、奥深く興味が沸く小説になりました。
オオスズメバチの働き蜂は、成虫になってからの寿命が約30日です。餌を求めて日々戦いです。自然界の摂理、弱肉強食の世界、虫たちが生きることの過酷さを描いています。
戦いの場面では、「永遠の0」 を 思い出しました。
百田尚樹氏がこの本で、どうしても書きたかったのは、旅立ちとエピローグだったと思います。
運がついているということは、あると思います。
私も急性心筋梗塞を発症して、運よく助かりました。とっさの判断と、素晴らしい病院、素晴らしい医師に恵まれました。
人間に生まれ、こうして本を読んでいられる時間があることを、どんなに有難いことかと、改めて思っています。心打たれる本でした。
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「09.心筋梗塞 闘病記」カテゴリの記事
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