双葉文庫、長岡弘樹著「傍聞き ( かたえぎき )」 を読んでいます。
双葉文庫 長岡弘樹著「傍聞き ( かたえぎき )」 を読んでいます。
「傍聞き」とは、信じさせたい情報は本人からではなく、他の人に話してそれを聞かせることです。
現場に救急隊員が駆け付け被害者を救急車で搬送、たらいまわしにされつつも待機して受け付けた病院をなぜか素通りしてしまう 「迷走」。
母子家庭の女性警察官が、盗難事件で逮捕された容疑者から会って話がしたいと声が掛かる、第61回日本推理作家協会賞 短篇賞を受賞した 「傍聞き」。
他に「899」と「迷い箱」の短編ミスレリー4篇が収録されています。
自分を犠牲にしても他人を助ける職業の現場を舞台として、予想のつかない展開と人間味あふれる精密なつくりです。
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