岩波ジュニア新書、「進化を飛翔させる新しい主役」を読んでいます
モンシロチョウは、アブラナ科の野菜、キャベツなどに卵を産み、白い翅に灰黒色の斑点が2つある、身近な環境でよく見られるチョウです。
幼虫は、葉を食べはじめると体色も緑色になり、数回脱皮をして、蛹になり羽化して成虫になります。完全変態します。
岩波ジュニア新書 小原嘉明著「進化を飛翔させる新しい主役」を読んでいます。
生物は、より環境に順応した子孫を残すために進化し続けています。モンシロチョウの雄が配偶者の見つけ方は、紫外線によって雌雄の羽の色を識別しています。
ヨーロッパがモンシロチョウの誕生の地で、長い時間をかけてシルクロードを渡ってきました。そして、ヨーロッパ、ユーラシア大陸、日本でははっきりとした色の違いができていました。
進化を飛躍させるのに雄の行動よるなど。身近なモンシロチョウの研究を通して動物の進化についてオスの重要性が分かってきています。
最近はモンシロチョウよりも、同じアゲハチョウ上科シロチョウ科で、住宅地や山村、公園の中などにいるスジグロシロチョウを見かけることが多いような気がします。勿論、キャベツ畑がそばにないせいかも知れません。
自然科学系の本につい目がいきます。将来生物の研究をしたいと小さな頃から考えていました。特に水辺の生物です。
ただ、数ⅡBの微積分・Σがどうしても理解出来なくて理科系の進学を諦めた経過がありました。
« 記事数が1500を超えて、今も書き続けることができます | トップページ | 新春から慌しく動いています »
「06.読書と絵画鑑賞」カテゴリの記事
- 師匠の本「50歳を過ぎたら高田純次のように生きよう」(2023.05.20)
- 丸の内 明治生命館 静嘉堂文庫美術館に(2023.02.01)
- 板橋区常盤台 日本書道美術館に(2023.01.26)
- 徳川家康を読み直しています(2023.01.07)
コメント