京都国立博物館、「宸翰 天皇の書 」展を見てきました
鴨川を見ていると、白鷺がのんびりしていました。
京都国立博物館、「宸翰 天皇の書 御手が織りなす至高の美」展を見てきました。
「宸翰」とは、天皇がしるした書のことです。手紙、お経、和歌など、さまざまな種類があります。
空海筆 灌頂歴名、藤原佐里筆 詩懐紙、加点字多天皇宸翰「随心院聖教」のうち 無畏三蔵禅要、後陽成天皇宸翰 「龍虎」「梅竹」大字、など、字の姿が素晴らしいです。
中でも、伏見天皇宸翰 御撰和歌集巻第二十(書写) 、拾遺和歌集巻十六残巻(筑後切) 、など、伏見天皇が書かれた書の美しさが、一番心に響きました。
ひらがなの文字の姿が、優しくて、おだやかで、安らぎがあって、味わいがあり、ほのぼのとしていて、躍動感がみなぎる、まるで生きている生き物のようです。
文字の美しさに、ただただ、見とれていました。文字が芸術作品でした。感動していました。
次に、中尊中心にして左右に各500体がご本尊の蓮華王院三十三間堂 を見ました。
そして、京都最古の寺院 広隆寺には、「宝冠弥勒」と通称される、優美な弥勒菩薩半跏思惟像があります。
多くの国宝、重要文化財がある中で、「人間実存の最高の姿」といわれた、弥勒菩薩半跏思惟像だけを見てきました。素晴らしいです。
お土産に、京都人がこよなく愛して食べているという、志津屋のカルネ、丸いフランスパンにマーガリンを塗り、ハムとオニオンスライスを挟んだシンプルなパンです。
それに、フランスパンにハムとプロセスチーズを挟んだカスクートが、人気NO.1・2を競うようです。
クリームパンも買いましたが、写真を写す前にカバンの中でつぶれていました。
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