東京大学総合研究博物館に「東大古生物学 130年の奇跡」を見に
東京大学総合研究博物館 に「東大古生物学 130年の奇跡」を見に出かけました。収集された20万点の内、美しい化石、約300点が展示されていました。
古生物学は、地層中に実存する地質時代に存在した生命を研究する学問です。多くの古生物はすでに絶滅していますが、化石を通じて存在を知ることが出来ます。
今まで非公開であった東京大学 の化石コレクションの初めての公開でした。
ごく初期のコレクションを除いて、ナウマンゾウ、アンモナイトなど多数の化石は国内で発掘されたものです。
明治期から現在に至る東大古生物学の歴史を標本と出版物をもとに紹介されていました。
生物は生きるために進化をし続けてきています。進化しながら今を生きています。
そんな中で、古生代の巻貝はどう見ても現在のものと同じ形をしている。数億年の時間の経過を全く感じさせないのは、変わる必要のない完成された形であったから。
「貝は、数億年前から幸せだったんだ」。進化しなければ生き残れなかった我々人類は、本当は「不幸」な存在なのかもしれない。 化石の撮影をした、山田昭順氏の言葉です。
東京の地中には、今もゾウや貝の化石が埋もれているといいます。ワクワクする気持ちになりました。
昼食を東大構内、安田講堂の前の地下にある中央食堂でいただきました。牛筋のスープと魚のフライに雑穀米が選べる定食です。これで1コインでした。学生にはあり難いです。そう、一般の社会人も一緒に食べていました。
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