宮内庁三の丸尚蔵館の第58回展覧会「珍品ものがたり」を見に
宮内庁 三の丸尚蔵館 に第58回展覧会「珍品ものがたり」を見てきました。
三の丸尚蔵館は、皇居東御苑内にあります。
皇室に代々受け継がれた絵画・書・工芸品などの美術品類を調査・研究を行い、併せて一般にも展示公開することを目的として平成4年11月に開館しました。
今回の展覧会では,作品そのものの珍しさに加えて、作品の成立や今日までの伝来に、伝承も含めて様々な”ものがたり„があるものに焦点を当て紹介しています。
鎌倉時代、元寇(げんこう)を描いた「蒙古襲来絵詞」は、現在伝えられている形になるまで、複雑な経緯をたどった作品です。
「蔦細道蒔絵文台硯箱」は、桃山時代の気風をよく伝える蒔絵の名品で、明治時代に尾張徳川家から皇室に献上されました。
さらに、ロシア国使節プチャーチンが長崎に来航した時の出来事を描いた絵巻。開国後に初めて使節がアメリカ合衆国へ渡り、ブキャナン大統領から贈られたメダル。桃山時代~江戸時代初期の黄金分銅などの、ものがたりを考える企画展でした。
皇室だからこそ収集され、保存続けられた貴重な美術工芸品を見られる機会がありましたことを感謝しています。ありがとうございました。
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「06.読書と絵画鑑賞」カテゴリの記事
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