群馬県館林市の群馬県立館林美術館と善導寺に
館林市城沼のハスが、きれいに咲いていました。
群馬県館林市の群馬県立館林美術館の企画展示 「雪と氷 『雪華図説』から近現代美術まで」を見てきました。
埼玉県熊谷市と猛暑を競っている館林市で、夏のこの時期に「雪と氷」展とは、面白いです。
江戸時代に書かれた「雪華図説」とその関係資料、雪や氷を描いた絵、版画、写真などに、人口雪の製作に初めて成功した中谷宇吉郎の展示がありました。
雪の殿様として名高い古河藩藩主土井利位が、ヨーロッパから伝わった顕微鏡を使って雪の結晶を観察し、その様々な形を描いて「雪華図説」という本にしました。
これがきっかけとなって雪の結晶模様を着物の柄に使うなど当時の雪模様ブームを起こし、浮世絵に描かれた着物にも見られます。
「雪は天から送られた手紙である」といわれた、物理学者、理学博士、北海道大学教授・中谷宇吉郎は雪氷学の第一人者として活躍しました。
常設の展示では、ロダンの製作を手伝っていたフランスの彫刻家、フランソワ・ポンポン の作品が素晴らしいです。別館のブロンズ像の「大鹿」を是非見てください。
館林市楠町の浄土宗の寺院、終南山 見松院 善導寺です。徳川四天王の一人、館林城主であった榊原康政の墓があります。
館林駅前に広大な境内を有する寺院でありましたが、廃仏毀釈・駅前開発の波を受けて、城沼の北側、現在の地に移転しました。館林七福神の毘沙門天です。
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