さいたま市大宮盆栽美術館に「ウキヨエ盆栽園」展を見に
埼玉県 さいたま市大宮盆栽美術館 に、「ウキヨエ盆栽園 ~盆栽デ、明治ヲアソブ」展を見に出かけました。
盆栽を中心として、盆器、水石、絵画資料、歴史資料を集めて、平成22年3月に新設された公立の盆栽美術館です。
さいたま市大宮盆栽美術館のあるJR.宇都宮線「土呂駅」と東武野田線「大宮公園駅」の間辺りは、大宮盆栽村とよばれてます。
江戸・明治・大正時代と現在の東京都文京区にある団子坂には、多くの植木屋が集まり、菊人形や盆栽業を営んでいましたが、関東大震災をきっかけにこの地に移り住みました。現在は、盆栽のメッカになっています。
今、欧米で盆栽がかなり人気のある趣味になっていると、聞いてます。 英国王立園芸協会日本支部 も、後援していました。
盆栽庭園には、五葉松、黒松、蝦夷松、杉、山もみじなどに、元総理大臣や、早稲田大学 ・創始者大隈重信公が所有物していた盆栽が展示されていました。
ウキヨエ盆栽園は、江戸時代末から明治時代の庶民が中心となった盆栽文化の隆盛を、盆栽が描かれている浮世絵にしぼった作品が展示されていました。
花魁や芸者をあらわした浮世絵の美人画の道具立てに、煙管、文などと共に植木鉢つきものでした。
座敷、縁側、窓際、庭先に置かれていたり、相撲、歌舞伎、花火、明治期は博覧会、外国人向けのホテルなど、西洋化化を象徴する場面に描かれていました。
変化朝顔もあったり、期待していた通りの素晴らしい浮世絵展で、明治期の浮世絵を見るいい機会に恵まれました。有り難うございました。
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