鳩山会館、武者小路実篤記念館・実篤公園、そして、 白洲次郎の住んだ旧白洲邸 武相荘を見に
曇り空から、雨が降り続ける一日でした。
日帰りツアーに参加して、白洲次郎が住んだ旧白洲邸 武相荘を見に出掛けました。
初めに、内閣総理大臣を務めた鳩山一郎の邸宅を記念館として一般に公開している鳩山会館に行きました。
東京都文京区音羽、護国寺から音羽通り南に向かった高台に邸宅はあります。
戦後の日本の近代政治と教育界に偉大な貢献をした鳩山家の歴史の一部を垣間見ました。
昼食の後で、調布市の武者小路実篤記念館・実篤公園を見ました。この頃から雨模様です。
武者小路実篤は、明治43年に志賀直哉、有島武郎、柳宗悦らと雑誌「白樺」を創刊し、小説・戯曲・詩・随筆などを執筆しました。
穏やかなカボチャの挿絵を見ると、思い出す方も多いと思います。
そして、町田市の旧白洲邸 武相荘です。ここが一番見たかった所です。
木のこんもり茂る斜傾の奥、荒廃した茅葺の家を直して住んでいました。
色あせた蔵書の文庫本の背表紙は、文字が読めないくらいですが、
そこには、本物の住まいと、本物の姿がありました。
「野人」と呼ばれた白洲次郎は、イギリス・ケンブリッジに留学して、第二次世界大戦後に、当時の内閣総理大臣・吉田茂に請われてGHQとの折衝にあたり、日本国憲法の成立に深くかかわりました。
政界入りを望まれましたが、生涯在野を貫きました。時の流れを見通す力を持っていたのでしょう。
武骨に信念を曲げず、原則 を守り通した生き方に共感しています。今日はいい日でした。
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