東京大学総合研究博物館・小石川分館に「河口洋一郎の異形博物誌」を見に
文京区 小石川植物園 の一角 、 東京大学総合研究博物館 ・ 小石川分館 に「河口洋一郎の異形博物誌」を見てきました。
CG映像が国際美術展ヴェネチアビエンラーレなどで高い評価を得た、東京大学情報学環教授・河口洋一郎氏の立体造形作品です。
巻貝、クラゲ、魚、蝶、蟹に似た作品は、深海や宇宙へ連れて行くロボットにしたいと考えています。
芸術生命体の形態や色彩からは、自然現象、深海・宇宙を対象にする奇抜さがありました。
多重構造は、故障や防御に対応する安全を高めた結果です。
私達の周りは四角い建物に四角い部屋、四角い机にノート、本や雑誌、テレビ、四角い形が溢れかえっています。
しかし、一歩外の世界に目を向けると雲の形、雨の形、様々な生き物たちは、直線ではなく、角張ってもいない、丸い球形に近い形になっていることに気が付きます。
球形は、重力や表面張力、強度等の見地からするとその形の方が都合がいいのです。そして、温かみと安定感、安心感があります。
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「06.読書と絵画鑑賞」カテゴリの記事
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