開高健「夏の闇」を読んでいます
小説家、セッセイストの開高健が、特派員として戦時下のベトナムへ政府軍に従軍して奇跡的に生還、「夏の闇」は、その凄まじい戦争体験から離れた一瞬の安らぎを書いた、数少ない私小説です。
低く垂れ下がった雲、じとじととして薄暗い街、倦怠感と焦燥にかられる日々、そして昔の女と偶然の出会い、・・・。
開高健の傑作の一つだと思います。
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「06.読書と絵画鑑賞」カテゴリの記事
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