太田記念美術館の特別展「江戸園芸花尽し」を見に
JR原宿駅前は混雑していました。明治神宮がそばにあるので外国からの観光客も沢山います。
浮世絵専門の美術館・太田記念美術館に特別展「江戸園芸花尽し」の後期展示を見てきました。
江戸時代は椿、ツツジ、朝顔、オモトなどの園芸が大ブームになりました。江戸時代の庶民たちの生活に根付いていた園芸文化を浮世絵から探る初めての試みです。色鮮やかな磁器植木鉢も展示していました。
展示品は保存状態の良い素晴らしい作品ばかりでした。
なかでも、喜多川歌麿の娘日時計 辰の刻 ( 朝顔 )、歌川国芳の賢女烈婦伝 仏御前、歌川広重の童戯武者 箙の梅・保昌、四時庵形影著 あさかほ叢、歌川広重の飛鳥山花見の図、鈴木春信の風流諷八景 鉢木の暮雪、喜多川歌麿の当世座敷八景、・・・などと、瑠璃釉貼花竹福良雀文長方水盤が心に残りました。
浮世絵を細かく見てみると絵のどこかにさりげなく植物が描かれています。
副題に百花繚乱 江戸の花とあるとおり、江戸時代の庶民たちが植木売りから鉢植えを買ったり、大事に育てて部屋や庭に飾ったり、栽培したりする姿が目に浮かんできました。
表参道にはZARAが、明治通りにはH&MとForever21が出店していました。
そろそろ混雑が落ち着いてきたようなので店内を見てみたいと思っています。
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