隅田川の始まりは荒川と新河岸川の交わる新岩淵水門から
埼玉県から流れてきた荒川と新河岸川の交わる新岩淵水門 ( 青水門 ) から隅田川が始まります。
そばにある、旧岩淵水門( 赤水門 ) は、荒川放水路の建設を指揮した青山士( あきら )の設計によって建造されました。
新岩淵水門が昭和57年に建造されて役目は終わりましたが堤を一部残して公園になっています。
隅田川には、東京湾まで約23Kmに26の橋が架かっています。
新神谷橋、新田橋、新豊橋、豊島橋、ここまでが北区と足立区の境の橋です。
小台橋、尾久橋、尾竹橋、千住大橋、千住汐入大橋までは荒川区と足立区の境で、荒川とも並んでいます。
水神大橋からは荒川区と墨田区と境となり、荒川から離れていきます。
白鬚橋から台東区と墨田区の境になり、人道橋の桜橋、言問橋で半分の13になりました。
浅草寺のある東武伊勢崎線浅草駅の脇にある吾妻橋、駒形橋、厩橋、国技館・江戸東京博物館の近くにある蔵前橋。
両国橋からは中央区と墨田区の境になり、新大橋から中央区と江東区との境になりました。
清洲橋で20を数えました。あと6つです。
隅田川大橋、永代橋、中央大橋、相生橋、佃大橋、そして最後が勝鬨橋です。
お疲れ様でした。お付き合い頂きまして有難うございます。
隅田川には国の重要文化財 ( 建造物 ) に指定された橋が3つあります。
昭和初期を代表する清洲橋は、構造と広報に当時の最先端技術を駆使し、近代的橋梁美を実現しています。
永代橋は建設時100mを初めて越えた吊橋で、放射線状のソリッドリブアーチの近代的橋梁美をもっています。
勝鬨橋は国産で唯一のシカゴ型双葉跳開橋で、国内最大規模の可動する橋です。
旧岩淵水門から荒川を江戸川区に向かって進むと鹿浜橋、首都高速荒川アーチ橋、江北橋 ・・・葛西橋、荒川湾岸橋の16の橋が架かっています。
そして、隅田川・荒川・東京臨海部を結ぶ東京水辺ラインが水上バスを運行しています。
水辺から東京を散策するのもいいですね。
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コメント
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隅田川花火大会を調べていて、何やかんやで本ページに辿り着きました。
新河岸川が隅田川と同筋だったことを初めて知りました。
(ちなみに自宅の最寄りが東武東上線の新河岸駅です...)
なんだか「川」に関して俄然興味が湧いてきました。
コメント欄汚し、失礼いたしました。
投稿: 小江戸住民 | 2016.07.21 10:54
小江戸住民様 ご覧いただきましてありがとうございます。
荒川はいつもの散歩道です。荒れる川と新河岸川が交わって隅田川となり、江戸・東京の街の中を多くの橋を通り抜けて東京湾につながっています。その始点が赤水門と青水門のある辺りでした。
雑然とした都会の中で、水辺は、なぜか心が和んで落ち落ち着きますし、好きな場所でもありました。
赤羽界隈の自然を探し歩いて書き込んでいます。気晴らしにでも、訪ねてお出でください。どうぞよろしくお願い致します。
投稿: 沼野明夫 | 2016.07.22 06:58