うなぎの まるます家が「絶滅食堂で逢いましょう―なぎら健壱が行く東京の酒場・食堂・喫茶店 」の本の表紙に
赤羽一番街商店街、美味しいうなぎのまるます家が表紙を飾っている本を、ふたば書店の田中社長様より教えていただきました。
「絶滅食堂で逢いましょう―なぎら健壱が行く東京の酒場・食堂・喫茶店」 、平成20年10月発行の徳間書店の本です。
雑誌食楽に連載された2006年5月号から2008年7月号までを再編集して書籍として発行された本でした。
東京・勝どき「月よし」、銀座「白いばら」、神田「栄屋ミルクホール」、浅草「焼きそば福ちゃん」、吉原「桜なべ中江」、森下「はやふね食堂」・・・などに混じって赤羽「まるます家」が登場しています。
絶滅食堂という言葉に少し違和感を感じていましたが、本を読んでいくと、なぎら健壱さんは、「ここのところ、いい顔つきの飲食店がどんどん消えてしまっている。時代が感じられる、どこか懐かしいメニューのある店、場末のニオイがする店など、"和める"感じのする店」と思っていることが理解出来ました。
愛すべき食堂が少なくなっている現状を残念に思っているのは、皆同じなのですね。
午前9時から営業をするまるます家は、JRが旧国鉄の時代から夜勤明けの人々に支持を受けてきました。川魚料理、特にうなぎの美味しい店です。
木枯らし一番が吹いて、日本酒が美味しい季節となりました。
「まるます家」ですっぽん鍋に鯉こく・鯉のあらい・うなぎ・・・と新潟の地酒金升で一杯やりましょう。
うなぎ・川魚料理 まるます家 電話 03-3901-1405
住所 北区赤羽 1-17-7
営業時間 午前9時~午後9時 定休日(月曜日)
JR赤羽駅東口より徒歩3分
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コメント
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以前、赤羽みやこ寿司、で検索してたどり着き、今回はなぜか「科学教材社」でたどり着きました。
もしかして以前正文堂書店さんのご店主様でしょうか?
親子二代にわたって利用させていただいておりました。
このたびはまた、素晴らしい本をご紹介いただきました。早速読みます。
それにしても、ふたば書店、正文堂書店、赤羽育ちには懐かしいです。
ところで、だいぶ以前「みやこ寿司」に行ってみました。
寿司は、新橋「しみづ」など評判の名店をしのぐ見事なものでしたが、店内が煙だらけで、肺がんの危機を感じました(笑)。
いつもあんな風なのでしょうか??
投稿: 音痴 | 2008.11.11 13:18
音痴様 ご指摘の通りです。以前は書店をしておりました。正文堂書店の沼野です。長年ご利用頂きまして有り難うございました。
利益の低い書店経営は今も昔も厳しいものでした。
ふたば書店の社長様とは同業でしたが、懇意にしていただいています。
「みやこ鮨」さんは新鮮なネタと料理の技が素晴らしい店です。値段も良くて私はあんまり行くことが出来ません。
みやこ鮨」さんは禁煙ではなかったと思います。私はタバコを吸いませんので、そばで吸われると困りますが、経営上難しいところがあるのでしょう。
今後ともブログをよろしくお願い致します。
投稿: 沼野明夫 | 2008.11.12 17:54
沼野様
お返事いただき、恐縮です。
懐かしい「正文堂」さんのご主人と、こうした形でお知り合いになれるなんて、大変嬉しく存じます。IT社会も捨てたものではありません。
母は10年以上前に亡くなりましたが、赤羽駅近くの国立王子病院に勤めておりましたので、正文堂さんは良く利用させていただいておりました。
小生も中学生になった1960年代末くらいから、足しげく通わせて頂きました。
いまは赤羽を離れていますが、懐かしさから、時々飲みに行きます。
「みやこ鮨」さんは、私の行った時が特別かと思うくらい煙がもうもうでした。
今度お店に電話して、普段の状況をお聞きしてまた伺いたいと思っています。
なにしろあれほどの「仕事をした江戸前寿司」はそうそうありませんから。(山本益博推薦の新橋しみづなど、遠く及びません)
近年では、西口の「大久保」さんが閉店されたのがとても残念でした。
今後も赤羽の情報をよろしくお願いいたします。
投稿: 音痴 | 2008.11.19 11:17
音痴様
沼野です。長く正文堂書店をご利用いただきまして有り難うございました。
正文堂書店は父の母の時代から、赤羽小学校の近くで本と文具を商ってきました。
今も懐かしく思っていますが、駅からの立地と店の規模が売り上げに大きく影響していました。
身近に慣れ親しんだ本はやはり読みたくなります。本は良いです。いつでもどこででも読めますし、気持ちを安らいだり叱咤激励してくれます。
書店に行くと今もワクワクします。我が家を壁一面本棚にして、本に囲まれているのが夢です。今日IKEA でビリーというシリーズの本棚を見て欲しくなりました。
みやこ鮨さんは、建物の立替えのためにお店を閉めました。きっとさらに良い店になって戻ってくるのが楽しみです。
今後とも、どうぞよろしくお願い致します。
投稿: 沼野明夫 | 2008.11.20 18:01