静岡県熱海市 新春はMOA美術館から 2007年1月
静岡県熱海市の熱海駅北側の小高い丘の上にあるMOA美術館では、「将軍家への献上 鍋島ー日本陶磁器の最高峰」の展示がされていました。
鍋島焼は、佐賀藩が徳川将軍家に献上するために御用窯で特別に作らせた焼き物です。中国景徳鎮からの献上用の磁器が内乱で輸入することが出来なくなり、有田の民窯から最高の技術を持つ者を集めて、採算を度外視して名品が作られました。
鍋島焼は三代将軍家光の頃から始まって、五代将軍綱吉の元禄期に最盛期を迎えています。
重文の色絵桃文大皿・色絵宝尽壽字文八角皿・重文の色絵藤棚文大皿など繊細な細工に目を見張ります。日本磁器の最高峰を心置きなく堪能できました。
焼物をあまり知らなかった私でも感激でした。
また、関古式囃子保存会による獅子舞が館内の能楽堂で催されました。
静岡県熱海市網代は、のんびりと時間が流れる温泉とお魚の町です。
網代だよりをご覧ください。
« 元旦は赤羽八幡神社に参拝に | トップページ | 太田記念美術館に、ギメ東洋美術館所蔵の 「浮世絵名品展」を見に »
「07.網代だより」カテゴリの記事
- 久々の熱海市網代です(2023.05.01)
- 黒瀧昌代 写真集「両宮丸がゆく」と例大祭の思い出、菓子舗 間瀬 の「水まんじゅう」(2019.05.01)
- 網代の浜辺は散歩日和(2019.01.29)
- 静岡県熱海市網代の町に寄って(2018.12.18)
- 静岡県熱海市網代に(2018.11.27)
« 元旦は赤羽八幡神社に参拝に | トップページ | 太田記念美術館に、ギメ東洋美術館所蔵の 「浮世絵名品展」を見に »
コメント