2005年、首都圏で大地震が起きたら
朝日新聞社の記者が残暑の9月初旬に、交通機関が使えないことを想定して世田谷の自宅まで歩いて帰った記事を読みました。
500ccのペットボトルを3本飲みながら、道すがら高速道路が頭上を交差する道路、ガラス面の多い建物、老朽化した建物等が気になっています。
公園などのトイレは汚れていて掃除もしないといけないなどと思ってもいます。
いざ地震が起きた時は安全に歩いて行けるのでしょうか。記事からは不安な要素を感じます。
ただ、歩いてみる事はとても良い経験になると思います。
「震災時帰宅支援マップ・首都圏版」が8月の発売以来して9月の下旬には50万部を超えたそうです。誰しも考えている事は同じようです。
帰宅困難者が大発生とマスコミが言っていますが、あんまり煽り立てるのはどうでしょうか。それよりも二次災害が起こりやすいので、慌てて帰宅を急がないようにする事も重要でしょう。
つい先頃東北地方で地震が発生した時の事。携帯電話は全く繋がらないし、打ったメールが届いたのは翌日でした。これではどうにもなりません。一声だけでも聞けると安心するのですが。
きっと災害時は優先的に繋がる固定電話には長蛇の列と、繋がっても不在の自宅の固定電話では何の役に立つのでしょうか。普及率の上がった携帯電話が無用の長物にならないように、インフラの整備が重要かと思います。
またいざという時のために、飲料水・非常食・携帯電話の充電機能付きの手動ライトなどを準備して置きましょう。
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通信インフラは「首都圏で大地震が起きたら」無用の長物になりますし、
情報化社会で情報が取れなくなると不安は増大します。ちかじか過去の遺物が蘇り、このような事態になった場合ただひとつの情報伝達手段となるでしょう。
現在でも行政等は緊急時これに頼っているそうです。
http://www.yozan.co.jp/multicast/tenbou.html
投稿: Sです | 2005.10.05 16:27
Sさん今日は、首都圏の地震は創造以上にインフラが壊されるのではないかと思います。まず生きのびることが出来たら、荒川の水を浄化してなんて…。食物の確保が大変でしょう。
投稿: 沼野明夫 | 2005.10.06 15:56
誤解のないようにつけくわえさせていただきます。
将来は、ページャ(ポケベル)の利点を生かして、通信衛星を利用するインフラです。地震は地上のインフラは破壊しますが、衛星までは・・・・・。
http://www.yozan.co.jp/multicast/multi/04.html
投稿: Sです | 2005.10.08 00:12
Sさんいつも詳しい情報を有難うございます。携帯電話が使えない状態と勘違いしていました。インフラの整備は進んでいるのですね。
投稿: 沼野明夫 | 2005.10.08 09:25