2005年、環境にやさしいマンションの上手な選び方
都庁都民ホールでマンション環境性能表示制度の解説がありました。
東京都が新築で1万㎡を超えるマンションに環境性能という新たな評価をし、省エネとCO2の排出を抑えることが狙いです。
世界のCO2の排出量で日本は、アメリカ・中国・ロシアに次ぐ4番目で、尚且つこの4カ国で世界の半分を占めています。驚くべき状態です。
さらに日本の中で排出量の増加率が大きいのは、住宅であることが調査で判りました。
そこでマンションに「建物の断熱性」「設備の省エネ性」「建物の長寿命化」「みどり」の4つの項目に星★で3段階の評価をすることで、マンション購入予定者に環境という新たな選択肢が提供されることとなりました。
建物の断熱性では…複層ガラス、外断熱など。 設備の省エネ性では…オール電化、排気熱利用など。
建物の長寿命化では…さや管ベンダー方式、メンテナンス、交換のしやすさなど。
みどりでは…敷地緑地化率、屋上緑化、高木の植栽など。
これらの結果、省エネ・建物の長寿命化・景観の向上・大気浄化・防災などが評価され資産価値が上がってくると考えられます。
マンション環境性能表示は、今年の10月1日以降に建築物環境計画書を提出したマンションにつき、早くても12月から来年1月以降の広告に表示されます。
それに加えてすでに住友信託銀行㈱では、「環境配慮型マンション向け金利優遇住宅ローン」を用意しています。環境性能表示の星の数によって金利優遇幅を設けています。
地球に住むのは人類だけでは無いこと改めて思い直しました。
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