灯火親しむ候 「バカの壁」を読んでいます
タイトルの「バカ」が気になって読まずにいました。著者の養老武司さんはご存知のように、東京大学医学部を卒業後、同大学医学部教授を退官、現在は北里大学教授、東京大学名誉教授だそうです。
単純な一次方程式から始まって宗教・脳の話、「平家物語」「方丈記」、モーツァルトの音楽についてと博識が多岐にわたっています。
一回読み終わりもう一度読み返しましたが、人間学の哲学書だと感じました。
本書の中で「問題に対しての答えが一つだけでは無く、いくつも有り得る」と言う言葉に共感を覚えました。
また、それぞれの共同体としての共通意識の尺度に、私も違和感を感じていましたので思わず納得でした。
徳川家康は二巻目に入りました。
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