2004 F1第14戦ベルギーGPが終わって
F1第14戦ベルギーGPは、8月29日(日曜)スパ・フランコルシャンサーキットで行われ、マクラーレン・メルセデスのキミ・ライコネンが優勝しました。
F1のレースはオーストラリアから始まって最後のブラジルまで世界各地で、今年は18戦行われます。
ベルギーのスパは、山岳地帯にあるので天候の変化が大きくまたアップダウンに富んでいます。そして直線では時速300KMを超える高速サーキットです。全長約7KM、F1最長のサーキットを44周してTOPを競います。
その間にガソリンの給油とタイヤの交換のため2・3回ピットインします。この時のタイムが勝敗を左右することもあります。
レースのポジションを決めるために金曜・土曜と二日にわたって予選が行われ、タイムの一番速い車から順番に配列されます。ポールポジションはその先頭で今回はヤルノ・トウルーリでした。
五つの赤いシグナルが消えるとスタートです。スタート直後のヘヤピンを過ぎたあたりで車同士の接触でクラッシュが相次ぎ、セーフティカーも何度も入る混戦でした。
応援するフェーラーリのミハイル・シューマッハもフロントローからのスタートで、一時6番まで順位を落としてましたが最後は2番フィニッシュでした。
14戦が終わって勝者はたったの3人、今回優勝したキミ・ライコネンが1勝とヤルノ・トウルーリが1勝、そしてミハイル・シューマッハは12勝しています。
前回のレースでコンストラーズタイトル(開発メーカー)がフェーラーリに決まり、今回のベルギーGPであと4戦を残してミハイル・シューマッハがワールドチャンピオンに決まりました。
フェーラーリが勝つことは嬉しいんですが、車の性能も良くて強すぎるのも面白くないですね。互いに競い合うライバルが欲しいところです。
1999年、2000年にはマクラーレン・メルセデスにミカ・ハッキネンがいて、当時の予選は今と違って一定の時間の中で何回か走れるので、予選でもミハイル・シューマッハとポールポジションを争い抜きつ抜かれつのデットヒートをハラハラドキドキしながら見ていたのです。
そんな興奮するF1をまた見てみたいです。
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